2024年10月から、欠かさず作っている飲み物がある。
それは、 ”コンブチャ” である。昆布茶、を想像しただろうか。
スーパーモデルの間で流行っている(らしい)発酵飲料のことだ。昔、日本で一時期流行った ”紅茶キノコ” のことである。
じゃーん。これ!
乳酸菌や酢酸菌が含まれるらしいので腸内環境の改善に良さそうだが、市販のものを買うと高いから手作りしている。※雑菌が繁殖しないよう、毎回瓶を熱湯煮沸して衛生管理に注意
私流コンブチャの作り方(量などはだいぶざっくり)
1.材料と容器を用意する
・紅茶 たっぷり
・砂糖(きび砂糖や三温糖) 適量
・スコビー(酢酸菌+酵母の共生体)
・スターター液(前回のコンブチャ)適量
(1瓶あたり100mlくらい)
・清潔なガラス容器(100均で可)
※事前に熱湯煮沸を必ず行う
・キッチンペーパーと輪ゴム
2.紅茶を作る
大きめの鍋にお湯を沸かし、紅茶ティーバッグを5~6パック入れる
砂糖を加えて溶かす
冷めるまで待つ(常温まで)
※紅茶の濃さ:飲んで美味しいくらい
甘さ:飲んで少し甘いくらい
→スコピーが紅茶の砂糖をエサとすることで発酵が進む
3.紅茶を容器に入れる
冷めた紅茶を容器に入れ、スコビーとスターター液を加える
4.発酵させる
容器の口にキッチンペーパーを被せ、輪ゴムでとめる。
直射日光が当たらない常温で約1週間ほど置く
※スコビーが小さいうちは、発酵に時間がかかる
発酵を繰り返すうち、酵母や酢酸菌が活性化
気温や環境で発酵のスピードは変わってくる
5.味を確認して完成
清潔なスプーンなどで少しすくって味見
好みの味になったらスコビーを取り出す
1.一次発酵が終わったコンブチャを用意
スコビーを取り除く
次の一次発酵用にスターター液を取っておく
(なくても作れるがあると早い)
2.コンブチャを容器に入れる
熱湯煮沸を行った密閉ガラスボトルに約半分入れる
(炭酸をためるため、密封できる入れ物が良い)
※液は漉しても漉さなくてもOK
3.好みのフレーバーを加える
果汁100%ジュースをお好みの量加える
(おすすめは7:3 コンブチャ:ジュース)
オレンジジュースやパインジュースが好き♡
果物でも可
※発酵するので、液は瓶の口まで入れない方が安全
4.常温で発酵させる
暗くて涼しげな場所に1〜3日置く
※気温が高いと発酵が早まる
ガスがたまるので、朝1、夜1はガス抜きする
5.好みの炭酸具合で冷蔵庫へ移す
ガス抜きの際、ポン!と勢いがある時は急ぎ冷蔵庫へ移動
最初の頃は果物をよく入れていた。何となくおしゃれな感じがするからだ。だが、常温で数日間コンブチャに入れた果物をどこまで食していいか不安になり、最近はジュースで2次発酵。
材料に砂糖やジュースを使っているため、カロリーはそれなりにあると思われる。当然ながら、これを飲めば痩せるわけではない。ただ、体に良さそうで美味しいので続けている。飲んでいる量は、1日1回食事中に小さなコップで1杯ほど(約200ml)。しゅわっ、として美味しい。酸味があり酸性が強そうなので、空腹時には飲まないようにしている。
また、発酵時に微量ではあるがアルコールが発生する。酵母が糖を分解してアルコールと二酸化炭素を生成することで炭酸が発生するためだ。
アルコールを抑えるため、私が行っている方法は以下
(アルコールはおそらく、0.5〜1% 未満かと思われる)
✅ 二次発酵を短めにする
→ 常温で1〜3日程度にとどめる(発酵が進むほどアルコールが増える)
✅ 二次発酵後すぐに冷蔵庫へ移す
→ 冷蔵庫に入れると酵母の活動が抑えられ、発酵が止まる
✅ 二次発酵時のジュースの量を控えめにする
→ 酵母が使える糖が少なければアルコール生成も少なくなる
ただし、糖分が少ないと炭酸も発生しない
✅ 一次発酵で酸味をしっかり出しておく
→ 酸度が高いと二次発酵時の酵母活動が穏やかになる
もし、アルコールが心配な場合には一次発酵後の酸味強めのコンブチャを冷蔵で管理して飲むのが良いみたいだ(この段階ならほぼアルコールがないらしい)。
興味があるなら、ぜひ手作りしてみてはいかがだろうか。
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