今朝起きたら、世界がグルグル回転!まさにジェットコースター級のめまいと吐き気が襲ってきた。あぁ、しばらくぶりのこの感じ・・・。
というのも、私が初めて激しいめまいに襲われたのは今から約7年前のことだった。救急車を呼ぼうとした家族を、床を這い全力で阻止したことを今でも覚えている。なぜなら、その1年前に突発性難聴と診断され耳鳴りが続いていたので “耳に関係するめまいだ” と直感したからだ。
通院を続け、数か月後に “メニエール病” と診断された時は、なぜか安心した気持ちになった。私の場合は、更年期による影響で自律神経が乱れて発症したそうだ。更年期のせいならば仕方がない。
内耳の異常によって起こる病気で、めまい・耳鳴り・難聴・耳の閉塞感が主な症状。発作的に現れることが多く、時に日常生活に支障をきたす。
めまいは忘れた頃に突然やってくる。それはまるで、苦手な知人にばったり会った時の感覚。慌てず平然を装うのだ。なるべく動いてはいけない。動くと、100パーセントの確立で吐くからだ。
今朝のめまいに、話を戻そう。
こんなこともあろうかと、昨年通院した際にもらった薬の残りをとっておいたのだ。吐き気に耐えながら少量のバナナを口に押し込んで薬を飲み、目を閉じてじっと耐えること30分。
(・・・もういいかな?)
目をちらっと開けてみたところ、部屋がぐるぐる回っていた。
「くっそ~!私が何をしたっていうんだ!」
おえっと吐き気がして、涙がぼろぼろこぼれてきた。なすすべなし。動けない。
さらに30分横になるも、仕事に行こうと立ち上がった瞬間にあえなくリバース。
(・・・だめかもしれない)
仕方なく仕事を休ませてもらい、1日中ぐっすり眠ったおかげで体調は復活。運動も連日していたし、無理が続いていたのかもしれない。
思えば、メニエール病と診断された頃はめまいや耳鳴りと壮絶バトルを毎日繰り返していた。フルタイムの仕事と子育ての両立。食事も手軽なものばかりで済ませていた。約4年前に転職して最近はめまいの頻度も減り、体調が安定していたのですっかり油断していた。
メニエール病などによる “めまい” の最大の特徴は、
「ぐるぐると吐き気で強制的に頑張れなくする」
ことだと、私は思う。人は休まないと壊れるのだ。
体調の回復を優先し、運動も小休止したい。
コメント