更年期でも体は変わる。疲れやすかった私が走れるように!
更年期で疲れやすく動けなかった私が、ウォーキングから始めて1年で1時間ノンストップで走れるようになった。更年期の体でも変われることを、体の変化を通して実感した。
疲れて寝てばかりだった私が、走れる体に変わった
昨年の今頃、ウォーキングを始めた。それまでは運動をまったくしてこなかった。仕事から帰ると何もする気が起きず、週末はベッドの上で過ごすことが多かった。体が重く、気持ちも沈みがちだった。更年期のせいだと自分に言い訳していた。

このままではいけないと思いながらも、体は動かなかった。そんな日々の中で、ふと
「少し歩いてみよう」
と思い立った。最初は30分歩くだけで息が切れ、脚が重かった。それでも小さな達成感があった。その感覚を頼りに、毎日少しずつ歩き続けた。
季節が変わるころ、足に力が戻っていた。ウォーキング開始から3カ月後には、ジムで軽くランニングができるようになっていた。
体が “動き始めた”
朝のだるさが軽くなっていった。体の奥で眠っていた何かが目を覚ましたようだった。ランニングをした夜は体の巡りが良くなり、浮腫みが抜けるのを感じた。血が巡るたびに全身が軽くなっていった。歩くスピードが自然に上がり、階段も苦にならなくなった。
「体は動かすほど元気になる」
自分の体で初めて感じた瞬間だった。
汗をかける体に変化した
それまで汗をかくことがほとんどなかった。代謝が落ち、自律神経が乱れていたのだと思う。めまいに悩まされる日も多かった。
ランニングを続けて数か月。軽く筋トレをしただけでおでこに汗がにじみ、走ると全身から汗が流れ出した。汗をかくと体の奥にこもっていた重さがスッと抜けた。その瞬間、
「あ、体の中を血が巡っている」
と感じた。汗とともに老廃物が流れ出し、心まで軽くなっていった。
体力がついて、1時間ノンストップで走り切った
ジムに通い始めたのは昨年の12月。最初は5分走るだけで胸が苦しく、足が止まった。それでもあきらめず、10分、20分と走る時間を伸ばした。呼吸が整い、脚が強くなり、姿勢が安定していった。
初めて30分走り切れた日、心拍数は180を超えて息も絶え絶えだった。今では30分走っても心拍数は160台。苦しくない。むしろ気持ちいい。
昨日、
「どこまで走れるか」
挑戦した。結果、1時間・8.5kmをノンストップで完走。前後のウォーキングを合わせて10km。1年前の私には想像すらできなかった。
走り終えた瞬間、疲れよりも喜びの方が大きかった。体は確実に変わった。
姿勢と体型の変化
走るようになって肩こりが消え、背筋が伸びた。お腹まわりが引き締まり、鏡の中の自分が変わっていった。姿勢が変わると、気持ちも変わる。
「年だから仕方ない」
と思っていた過去の自分が、遠くに感じた。
✅ 体が軽くなった
✅ 汗をかけるようになった
✅ 代謝が上がった
✅ 疲れにくくなった
✅ 姿勢が良くなった
✅ 気持ちが前向きになった
更年期でも体は確実に変わる
更年期だって、動けば体は応えてくれる。疲れて寝てばかりだった私でも、少しずつ続けることで変わることができた。ウォーキングから始まり、ランニングへ。体が変わると心も変わる。
今の私は、日々の成長がうれしい。走ることはもう日常。目標の体重50kgまで、焦らず確実に。更年期でも、体は動かせば変わるのだ。

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