4月21日の夜、ジムでイヤホン片方を失くした。
いつものように音楽を聴きながら走ろうと、ランニングマシンでイヤホンを手にした瞬間・・・。
「あぁっ!」
手が滑り、イヤホンがケースごと落下。たちまち、あちこちに散乱。ケースと片方は見つけたが、右耳用が見当たらない。ふと右隣を見ると、汗だくで走る男性が。
(イヤホン探すからどけて、なんて言えない・・・)
仕方なく、ジムのスタッフに相談。
「見つかったら落とし物に届けておきますね」
そう言ってもらえたので、その日は泣く泣く帰宅。
ずっと愛用してきた耳フック付きのイヤホン。前にも、手に持ちいつの間にか落として失くしたことがある。その時は、1週間後に玄関前の砂利から家族によって発見された。
4月25日の夜。ジムで落とし物を確認したが、ない。
そういえば数年前に、息子がイヤホンの片方を失くして帰宅した時のことを思い出した。私は、
「見つかるまで探してこい!」
と息子を激しく叱りつけた。結局見つからなくて、延々と叱った。ひどい母親だ。誰だって失敗する。今になって反省した。
気を取り直し、Amazonで同じイヤホンを検索した。
結果:価格9,990円。
なぜだ!3年前は7,992円だったのに。くそっ。
しかもまた右耳を失くしたら、左耳が2個・ケースが2個になってしまうΣ( ̄□ ̄|||)。だめだ!
翌日の土曜日もジムへ行った。有線イヤホンをゆらゆらさせてランニングマシンで走っていると、辺りのマシンから徐々に人がいなくなりガラ空きに。
(いつもは埋まっているのに、これは運命だ!)
すぐに近くのスタッフさんに声をかけた。
「この前イヤホンを落としたので、そこのマシンの勾配を上げてもらえませんか?」
狙いは前回自分が使っていたマシンの右隣下。スタッフさんが傾斜を上げ前方すき間を覗き込む。
「これですか?」
右手には、私のイヤホンの片割れが!!
「それです!!!キャ~~~~!!!」
自身がおばさんであることを忘れ、フロアに喜声を響かせてしまった。その後は、YouTubeでお気に入りの動画を流して時速5.5kmでウォーキング、時速9.0kmでランニングを10分交代で1時間。
あぁ、私はなんて幸せなんだろう!
(見ているYouTubeに関する記事は → こちら)
おかえり、私のイヤホン。奇跡の再会に感謝した。
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